アメリカ人探偵2人組

カリフォルニア州での探偵免許条件

探偵業免許が必要なカリフォルニア州での条件を挙げると、次のようになっている。

18歳(成人)以上であること
3年以上(合計6000時間)の警察・消防・有免許探偵社・保険会社・軍警察・弁護士事務所などにおける『捜査業務』経験(もっぱら事務や電話による調査業務や捜査以外の業務は経歴に含まれない) もしくは
4年の警察科学学士履修プラス2年(合計4000時間)の実務経験 もしくは
2年の警察科学(英語版)・犯罪法(英語版)・法務のいずれかの準学士プラス2年半(5000時間)の実務
上記条件を満たした者が州法務局およびFBIの犯罪歴証明を添えて免許申請し、試験を経て探偵業免許が交付される。業務上の銃器携帯は、銃器携帯免許を申請交付されて初めて携帯する事が出来る。交付される身分証は顔写真入りのプラスチック製であり、警察官のような金属製バッジは交付されない。補償額1億円の業務賠償責任保険の加盟が義務付けされている。探偵業助手・補佐・従業員に免許や資格は要らないが登録が必要である。助手・補佐・従業員は銃器携帯免許の申請は出来ない。

また、カリフォルニア州法では探偵業免許で警備業(身辺警護など)をしたり、警備免許で探偵業を行う事は許可されていない。認可業務内容で契約中に派生した場合(探偵業社が脅迫などの対象者特定の調査依頼案件で身辺警備も兼ねる、警備業務者が窃盗品の回収や防犯の為に調査する)は例外的に許されるが、探偵業認可者が主契約として身辺警備をしたり警備業認可者が主契約として調査活動をする事は免許外活動になる。この法的な活動制限の問題を回避する為に探偵業認可所持社(者)は同時に警備業認可も受けている場合が多い。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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